rezioのサイトコントローラー機能により、複数チャネルの在庫管理が可能になったという「サムライ剣舞シアター」様に、導入前の課題と導入後の成果について、お話を伺いました。
サムライ剣舞シアターについて
日本の伝統芸能である「剣舞」の技術と武士の精神を学ぶ機会を提供する、サムライ剣舞シアター様。体験者のレベルに合わせた稽古をプロの剣舞師から受けられる他、武士の装束である紋付袴を着用して写真撮影をしたり、迫力満点の演舞鑑賞や出張公演など、様々なプログラムがあります。
rezio導入前の課題
より多くの人に訪れてもらうためには、販売チャネルを増やし、露出度を高めることが必須であると考えた「サムライ剣舞シアター」様。自社サイトへお問い合わせフォームを開設し、複数のオンライン旅行予約サイトへ登録を始めました。
しかし、販売チャネルの増加に伴い、管理しなければならない在庫も増えました。オーバーブッキングの発生を防ぐために、サイトによって「即時予約確定」と「リクエスト予約」を分けるものの、在庫管理の作業時間が課題となっていきました。
さらに、お問い合わせフォームには、決済機能が付帯していなかったことから、予約が確定したお客様に、別途請求書と決済用フォームを送付する必要がありました。お客様をお待たせしないよう夜遅くに対応することもあり、スタッフの負担になっていたと言います。
rezioを導入してから変わったこと
「サムライ剣舞シアター」様は、rezioを導入して、『サイトコントローラー機能』と、『予約エンジン機能』を主に活用いただいています。
サイトコントローラーの機能面では、オンライン旅行予約サイト『Get Your Guide』と商品連携を始めたことで、rezioの管理画面から、ワンクリックで在庫調整ができるようになりました。これにより、従来の課題の1つであった在庫管理の手間を削減し、オーバーブッキング解消に繋がったと言います。今後、『Viator』との連携作業も始める予定です。
予約エンジンの機能面では、クレジットカードの5大国際ブランドに対応したオンライン決済が可能になったことで、予約の受け入れから決済までが自動化され、毎日60分ほどかけていたお問い合わせフォームからの予約処理作業が無くなりました。スタッフだけでなくお客様からも、予約の利便性が向上したという声をいただくと言います。
rezio導入の決め手とは
事業を展開し始めた頃は、他の予約システムを利用されていたという「サムライ剣舞シアター」様。rezio導入の決め手の一つは、rezio基幹システムが、オンライン旅行予約サイト『KKday』のグループだと聞いたからだと言います。今までは欧米圏の旅行客が主な客層であった「サムライ剣舞シアター」様は、今後、KKdayへの掲載を通じて、台湾や香港などアジア圏での認知度を向上させることが目標です。より多くの人に剣舞の魅力を伝えていくために、新たなプログラム内容も考えています。
最後に
時代の変遷とともに伝統芸能に対する関心が減少している現代。「サムライ剣舞シアター」様は、剣舞を多くの人に知ってもらい、文化を根付かせ後世に残していきたいという思いから、「観光」を切り口に様々な集客活動を展開しています。rezioでは、今後もDX化を通じて「サムライ剣舞シアター」様と共に、文化を未来に伝える役割を果たしていきます。
サムライ剣舞シアター(株式会社吟舞)武士が詠んだ漢詩や和歌に合わせ、その心情を刀と扇で舞う伝統舞台芸能「剣舞」の体験・教室・ステージ公演を行う。
►公式サイト:https://www.samurai-kenbu.jp/
►販売ページURL:https://samurai-kenbu.rezio.shop/ja-JP