自社サイトで常時予約が受け付けできる体制を整え、売上が前年同期比の1.5〜2倍になったという「とれた小屋ふじい農場」様に、お話を伺いました。
とれた小屋ふじい農場について
札幌駅から車で約25分という好立地にありながら、海・山・川に囲まれた雄大な農園を持つ「とれた小屋ふじい農場」様。
「とれた小屋ふじい農場」様では、有機栽培に取り組み、減農薬農法を用いた“多品目栽培”で育てた野菜の直売所を運営するほか、農園内では市民農園やファームレストランも経営しています。夏にはバーベキュー、キャンプ、SUP、冬には氷上ワカサギ釣りといった季節のレジャーを展開する、従来の形にとらわれない、都市・観光型の農園展開が特徴です。
お話を伺った担当者の安斎様。以前は小樽市で市議会委員として勤めていましたが、「自然と共に生きること」を生業にしたいと考え、農業の世界に足を踏み入れました。
rezioを導入してから変わったこと
「とれた小屋ふじい農場」様は、rezioの予約エンジンを自社サイトに設置し、予約の受け付けが24時間可能になりました。サイトを訪れるお客様は、空き状況の確認からお申し込み、そして決済までの手続きがオンラインで完結できるようになり、予約の利便性が向上しています。
さらには、SNSやインターネットを使いこなす若い世代に向けて、卒業旅行を狙った平日割引プランを展開したことで、学生の利用が大幅に増加したといいます。 これに伴いサイト訪問者数が増え、検索エンジンでの表示順位が上昇するという相乗効果も。結果として、rezio導入後の冬季シーズンの売上が、前年の1.5〜2倍という大きな成長につながりました。
今後に向けて
今後は、再開が見込まれる訪日旅行のFIT (個人旅行者) をターゲットとした商品展開と集客が、「とれた小屋ふじい農場」様の目標です。札幌市内というアクセスの良さを活かし、中国・台湾・香港・インドネシアなど、雪が降らない、または少ない近隣諸国のお客様に来園していただくことを目指しているといいます。rezioではサイトコントローラー機能を活用し、インバウンド集客に強みを持つオンライン旅行予約サイト「KKday」への掲載準備を進めています。(2022年7月現在)
最後に
農園のすぐ近くには茨戸川が流れ、川に向かって落ち行く夕陽の輝きが、農場を訪れる人々を魅了します。周辺には石狩湾やペケレット湖が広がり、毎年多くのサギや渡り鳥も訪れる自然豊かな「とれた小屋ふじい農場」で、札幌の大地を全身で感じてみませんか。
とれた小屋ふじい農場
とれた小屋ふじい農場(北海道・藤井ファーム・ラボ株式会社) 創業以来、一貫した都市型農業に取り組む。
新規就農の支援や市民農園、ファームレストランなど「農業にまつわる事業」を積極的に展開。
所在地:〒002-8054 札幌市北区篠路町拓北243-2
公式サイト:http://toreta-fujii.com/