KKday台湾で記者懇親会を実施、食とアクティビティのシームレスな体験提供でインバウンド需要拡大を目指す

株式会社KKDAY JAPANは、株式会社カカクコムが運営する日本最大級のレストラン検索・予約サービス「食べログ」（本社：東京都渋谷区、代表取締役社長：村上敦浩）と戦略的提携を締結し、インバウンド向けに日本全国42,000店舗以上のグルメ・レストラン予約が可能となりました。

また、2024年10月15日（火）にKKday台湾オフィス（台湾台北市）にて、記者懇親会を実施しました。
懇親会では、旅行と食体験の面から訪日旅行者のトレンドシェアや、提携のメリット、そして、今後のさらなるインバウンド需要拡大に向けたビジョンについて活発な意見交換が行われました。

インバウンドの「食体験」検索数は前年同期比40％増、さらにオンライン予約に需要

2024年第1～3四半期において、KKdayで販売されている日本の体験商品は引き続き高い人気を誇っています。特に「食体験」の検索数は前年同期比で40％増加しており、今年はさらに注目されています。その中でも、「オンライン予約ができる食体験」の検索が大幅に増えており、インバウンド旅行者が日本でオンライン予約可能な食体験を強く求めていることがわかりました。
こうしたニーズを受けて、KKdayと食べログは提携し、訪日外国人向けに人気レストランのオンライン予約サービスを開始することになりました。これにより、アクティビティ体験とグルメ体験をシームレスに提供する新しいサービスが展開されます。

インバウンド旅行者の飲食店での不便を解消し、日本の食文化体験をもっと気軽に

さらに、観光庁のデータ(*)によると、訪日外国人旅行者が旅行中に困ったこととして、都市部や地方に関係なく「飲食店」での利用が難しかったと感じる人が多く、特に「コミュニケーション」に不便を感じるケースが多いことがわかっています。
今回の提携により、食べログの豊富なレストラン情報と、KKdayの16言語・16通貨対応（日本語を含めると17言語・17通貨）のシステムが組み合わさることで、訪日外国人旅行者は母国語でオンライン予約ができるようになります。さらに、店舗到着後も電子チケットを見せるだけでやり取りが完了するため、言葉の壁による不便さが解消され、気軽に日本の食文化を楽しむことができるようになります。

*観光庁「令和5年度「訪日外国人旅行者の受入環境整備に関するアンケート」調査結果」https://www.mlit.go.jp/kankocho/content/001747174.pdf

株式会社KKDAY JAPAN 日本支社長 大淵公晴氏　コメント

日本は観光、文化、そして食を楽しむための人気旅行先です。これまでKKdayは、多くの旅行者に日本の魅力的な体験を提供してきましたが、今回、食べログとの提携により、日本各地の「豊かな食文化」を旅行中に楽しんでいただけることを大変嬉しく思っています。
KKdayのプラットフォームを通じて、食べログの信頼できる飲食店情報が多言語で提供されるようになり、訪日外国人旅行者は、日本のアクティビティに加えて、安心して最高の食体験を予約できるようになりました。
今後もKKdayは、食べログとのパートナーシップをさらに強化し、旅行者の皆様に新たな価値と体験を提供してまいります。

株式会社カカクコム 上級執行役員 食べログカンパニー長　鴻池拓氏 コメント

アジアからの訪日旅行者の食の好みを見ると、焼肉、寿司、居酒屋の 3 つが特に人気で、東京と大阪が主な目的地であることがわかりました。また、オンライン予約の便利さから、旅行者の約 40％が出発当日や前日にレストランを予約しています。
今回の提携によって、KKdayを利用する多くの訪日旅行者は、食べログが提供する豊富な情報をもとにお店を選び、簡単に予約できるようになります。人気の地域やジャンルにとどまらず、まだあまり知られていない魅力的な地域やジャンルにもアクセスできるため、日本での旅がより多彩で充実したものになるでしょう。
また同時に、日本の飲食店にとっても国際的な顧客基盤を拡大できる機会にもつながるといえます。
私たちは、今回の提携によって創出されるシナジーによって、これらに貢献できるものと期待しています。

プレス懇談会の様子

懇親会の冒頭で、株式会社KKDAY JAPANの日本支社長である大淵公晴氏が登壇し、今回の提携の意義と重要性について力強く説明しました。
さらに、この提携を記念して、台湾のお客様向けに12月31日までの期間限定で、KKdayと食べログのコラボページからの予約で、実質予約手数料が無料になるポイントバックキャンペーンを実施することを発表しました。
次に、株式会社カカクコムの上級執行役員で食べログカンパニー長の鴻池拓氏が挨拶し、提携によるメリットと、飲食店事業者がさらなるビジネスチャンスを得ることへの期待を述べ、メディア関係者に向けて提携の重要性を強調しました。

懇親会では、訪日旅行者のトレンドについての情報共有も行われました。
KKday台湾の最高責任者Momo Chen氏は、訪日旅行が依然として人気であり、特に「食体験」が注目されているとコメントしました。
さらに、鴻池氏からはアジアからの旅行者が好むレストランやグルメのトレンドについて紹介とともに、食べログのサービスの優位性や海外市場におけるビジネスチャンスやその可能性について語られました。

後半では、メディア関係者と両社の代表者がカジュアルな雰囲気の中で交流し、意見交換が行われ、非常に有意義な懇親会となりました。

今後の展望と計画

訪日旅行者数のさらなる増加と需要の多様化を見据え、KKdayでは今後も、提携レストランを拡大するだけでなく、旅行と食を組み合わせた、より多様な商品のパッケージ化を目指します。
旅行者に多くの選択肢を提供することで、外国人観光客の満足度をさらに高めるとともに、日本が誇る多様な体験型観光と豊かなグルメ文化を世界へ発信してまいります。

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